2005年07月17日

Mac OS XのRSSアグリゲータのフリーウェア比較

「1.NetNewsWire Lite」
  
 (利点)
  ・軽量
 (欠点)
  ・現在配信されているRSSを反映するだけで,エントリが蓄積されない.(有料版なら蓄積可.)




「2.PulpFiction Lite」
  
 (利点)
  ・バランスがよい
 (欠点)
  ・エントリ数が多くなると,レスポンスが著しく悪化する.
   (全ての情報を1つのDataBaファイルに集約しているため?)




「3.MiNews」
  
 (利点)
  ・Safariの「Web Kit」コンポーネントを使用したブラウザ内蔵
 (欠点)
  ・デフォルトでレスポンスが重い.
   (データベースを使わずrdfファイルを直に読み込んでいるため?)




「4.NewsMac」
  
 (利点)
  ・Palm,iPodとのシンクロ
  ・閲覧サイトを階層に分けられる
  ・日本語インタフェース
 (欠点)
  ・現在配信されているRSSを反映するだけで,エントリが蓄積されない.(有料版なら蓄積可?)
  ・ブラウザに記事を表示するのに,ブラウザが前面にポップアップされる
  ・起動が遅い




「5.RSSBrowser」
  
 (利点)
  ・Safariの「Web Kit」コンポーネントを使用したブラウザ内蔵
 (欠点)
  ・インタフェースが独特なので,慣れるまで使いづらい




「6.RSSOwl」

 (Javaというのだけで重そうな先入観を持っており,試していません)




「7.その他」
パナボラミニ / RSS Menu(bar) / MulleNewz(Dock) / SlashDock(Dock)





利点に関しては各個人のユースケースマターでプライオリティが大幅に変わってくるので,ここでの言及は最小限にとどめ,大幅に省いてあります.
各サイトのFeatureを適時ご確認下さい.

NetNewsWire Liteが人気があるようで,僕も少し使ってみたのですが,ヘッドラインが蓄積されないのは辛いですね.
nikkeibp.jpなどは,一日に何度も更新されますし.

僕個人としては,NewsMacに注目しているのですが,ニュースを読むためにヘッドラインをクリックする度にSafariが画面前面にポップアップされるのは辛い.
大概,10くらいのヘッドラインがブラウザのタブに溜まってから一気に読むし,その方が逐次記事を読むより効率的.

ユースケースとしては,以下のように分類されるかと思います.

エントリが蓄積されなくても良い場合で,エントリをブラウザに送付するに当たり,ブラウザはバックグラウンドに待機したままが良い場合,「NetNewsWire Lite」.
エントリが蓄積されなくても良い場合で,かなり多くのサイトを購読し,ブラウザがアプリケーションの最前に表示されても良い場合は,「NewsMac」.
エントリが蓄積される必要がある場合は,強力なマシンを持っているなら,「PulpFiction」.
ブラウザが内蔵されている必要がある場合は,強力なマシンを持っているなら,「MiNews」.

上記以外のケースでは,NewsFireやNetNewsWireといったShareWareを購入するしかないのでしょう.

Cf. http://pc7.2ch.net/test/read.cgi/mac/1098949878/

2005年07月07日

Carbon Emacs on Mac OS X

carbon_emacs.png

史上最強のエディタとも言われる「Emacs」.
銭谷さんのパッケージは秀逸だがG3 iBookではきついので,軽いバイナリを作った.

・Emacs CVS 20050704(22.0.50.1)版
・Inline patch 20041229版 inline_patch-20041229.tar.gz
・吉武さんの透明化パッチ transparency-2.1.0.tar.gz
・Mule-UCS CVS 20050704版
・carbon-font.el
・mac-utf.el
・Quartz 2Dアンチエイリアシング
・日本語入力文字化け対策 (参照[lists.sourceforge.jp])

Pantherでしか動作確認をしていないので,別の環境では動作しないかもしれません.


手順を以下に備忘する.

-------Carbon Emacs Instructions to Compile-------


/* cvs */
$ emacs ~/.cshrc
  setenv CVS_RSH ssh
$ cvs -z3 -d:ext:anoncvs@savannah.gnu.org:/cvsroot/emacs co emacs


/* patch
  1) inline-patchは,エラーでrejectされるので,*rejファイルに基づき一部手動
*/
$ cd emacs
$ patch -s -p0 < ../inline_patch-20041229/emacs-inline-patch
$ patch -s -p0 < ../transparency2/transparency2.patch
$ emacs src/puresize.h
  SITELOAD_PURESIZE_EXTRA 60000

/* DoIt
  1) OptimizationはG3用.-O3ではコンパイルが通らないこともある.
  2) "make" "make bootstrap" は要時間 & 要ディスク空き容量.
*/
$ ./configure CFLAGS="-O3 -mcpu=750 -pipe -mpowerpc-gfxopt" --with-carbon --without-x |& tee mylog_carbon_configure
$ make bootstrap |& tee mylog_carbon_make
// X11版を作る場合
// $ ./configure CFLAGS="-O3 -mcpu=750 -pipe -mpowerpc-gfxopt" --without-carbon --with-x |& tee mylog_x_configure
// $ make |& tee mylog_x_make
# make install |& tee mylog_install


/* mule-ucs
  1) set-buffer-file-coding-systemをセットしないと,txtファイルがutf-16になる
*/
$ cvs -d:pserver:anonymous@cvs.meadowy.org:/cvsroot login
$ cvs -d:pserver:anonymous@cvs.meadowy.org:/cvsroot co mule-ucs
$ emacs -q --no-site-file -batch -l mucs-comp.el
$ emacs ~/.cshrc
  (utf-translate-cjk-mode 1)
  (require 'un-define)
  (set-language-environment "Japanese" )
  (set-default-coding-systems 'euc-jp-unix)
  (set-buffer-file-coding-system 'euc-jp-unix)
  (set-terminal-coding-system 'utf-8)
  (set-keyboard-coding-system 'sjis-mac)
  (set-clipboard-coding-system 'sjis-mac)
  (set-file-name-coding-system 'utf-8)


/* lisp */
・carbon-font.el


/* 入力文字が文字化けする場合
cf. http://lists.sourceforge.jp/mailman/archives/macemacsjp-users/2005-June/000452.html
*/
$ emacs ~/.emacs
  (add-hook 'mac-im-update-active-input-text-hook
    (lambda (str fix &rest text-properties)
      (if (not (coding-system-equal
        'sjis-mac (keyboard-coding-system)))
          (set-keyboard-coding-system 'sjis-mac)))
        t)

------------------------------------------------------------------------
site-init.elをlispディレクトリに格納した配布版を作成する場合の注意点.
1) site-init.elは通らないので,site-start.elで回避. (サンプル:site-start.el)
2) mac-utf.elは"lisp"ディレクトリではなく,"lisp/mule-ucs"ディレクトリに格納する.
  (mac-utf.elからun-define.elを読み込んでおり,コンパイル時発見できない.)
3) "lisp/Makefile"の
   $(emacs) -f batch-byte-compile-if-not-done $$el || exit 1; ?
  の箇所を3カ所,以下にreplace-string.
   $(emacs) -f batch-byte-compile-if-not-done $$el ?
5) Tiger上でコンパイルするときは,CPPFLAGS="-DOLDROUTINENAMES"をconfigureの引数に含める.
6) こんな遠回りをしなくても,MacEmacsJPからパッケージをダウンロードして,
  $ make src ucs-src _mule-ucs compile dmg
 をすれば,inlineは付与しないものの同じような物が出来るはず.
(追記 2005-07-24)
7) site-start.elも起動時に読み込まれないので,.emacs.elに 1)の内容を記述し,lispファイルもパスを通すこと.

Cf.
・http://macemacsjp.sourceforge.jp/index?MacEmacsInstall#content_1_2
・http://sakito.s2.xrea.com/detail/emacs/emacs21.html#doc1_91
・http://pc7.2ch.net/test/read.cgi/mac/1090151474/755-855
・http://books.ki.nu/rakuraku/inline-update.html
・http://tdiary.flowernet.gr.jp/jado/?date=20050423
・http://lists.sourceforge.jp/mailman/archives/macemacsjp-users/
(Optimization)
・http://www5f.biglobe.ne.jp/~nekocan/group_lab/folder_advance/ht_advmame4.html
・http://www.freehackers.org/gentoo/gccflags/flag_gcc3.html

2005年01月25日

Mac OS XのFTPフリーウェア比較

シンプルなFTP通信では、コマンドラインからftpコマンドを用いてmget/mputすればいいのですが、複数のファイルのパーミッションを扱う場合やディレクトリ構造を扱う場合は向いていません。
Windowsには「FFFTP」という素晴らしいフリーウェアがあるので、これに匹敵する機能を持つOS X版のソフトウェアをまとめてみます。
ちなみに、「Finder」→「移動」→「サーバへ接続」で「ftp://targetsample.jp/」等サーバを指定する方法は、私の環境ではなぜか非常に不安定でした。

「1. Cyberduck
  cyberduck.jpg
  ・ソフトウェアは日本語化可能
  ・ウィンドウはリモートのみ
  ・重複ファイルは、確認後に上書き


「2. RBrouser Lite
  RBrowserLite.jpg
  ・ソフトウェアが英語
  ・ウィンドウはリモート・ローカル2つを提供
  ・重複ファイルは、確認後に上書き


「3. FTPC
  ftpc.jpg
  ・ソフトウェアは日本語
  ・ウィンドウはリモートのみ
  ・重複ファイルは確認なしに上書き
  ・開発停止中


RBrouser Liteの、ウィンドウが2つ表示される形態は非常に扱いやすいのですが、全て英語というのは若干目が疲れます。
そこで、ウィンドウがリモートのみという不慣れさに目をつむっても、Cyberduckが一番使い勝手がいいと私は思います。

ちなみに、Cyberduckはフリーウェアですがpaypalでのドネーションを受け付けているそうです。

参考 http://pc7.2ch.net/test/read.cgi/mac/1080316449/-50

(画像は各配布サイトから拝借しました。)

2005年01月01日

iBook G3でWLI-PCM-L11GPをAirMacカードとして使用する

 20050120_1200_000.jpg

iBook G3で、無線LAN環境を実現する場合、新型のAirMac Extremeは使用できないため、旧型のAirMacカードを使用するしかありません。
しかし、旧型のAirMacカードは既に製造中止なので、一般には流通しておらず、中古ショップやオークション等で自力で探さなければなりません。
その反面、品薄で需要が多いのか、新品で9,800円程度で当時販売されていた物が、現在オークションで16,000円まで跳ね上がっている状況なども確認されています。

そこで、代替可能な製品を検索してみると、メルコバッファローから販売されている「WLI-PCM-L11G」と「WLI-PCM-L11GP」が該当しました。
「WLI-PCM-L11G」はこちら、「WLI-PCM-L11GP」はこちらからの情報です。

この2点の内「WLI-PCM-L11GP」なら、ホタテ型のiBookでは何の問題もなく無線通信が可能となるということなので、iBook G3に挿入を試みました
しかし、本体のアダプタのスペースよりもカードの方が数ミリ大きいので、物理的に入りません。
コンピュータの筐体がコンパクトに仕様変更されているので、当然といえば当然です。
が、カードの黒いプラスチックケースの部分を除去すれば、入りそうな予感がします。

そこで、カードのプラスチックケース部分をはぎ取ることにしました。

このカードがどのような構造になっているのか知りたいので検索したところ、分解しているサイトを発見。

こちらを参考に分解しました。
しかし、最近の「WLI-PCM-L11GP」では以前と設計が変わっているらしく、若干苦労しました。
  20050101_2140_000.jpg(残骸)

除去後のカードを、計算機本体に挿入します。
カードを格納するスペースがほとんど無いので、メモリを格納するスペースとの境界にあるアルミの蓋を除去しました。
  20050101_2138_000.jpg(挿入された様子)
  20050103_1610_000.jpg(殆ど隙間がない)

計算機内蔵のアンテナを使用するためのコネクタは、スペースの関係上カードに指すことは出来ません。
しかし、通常使用には全く問題ない通信状況を確保することが出来ました。

  airmac_system.png
  (AirMacカードとして認識)

デスクトップのバーに表示されている電波状況を示すインジケーターも、おおむね最大です。
ちなみに環境は、iBookG3(Dual USB)、Mac OS X 10.2と10.3で動作確認しました。

情報を頂いたサイトさんに、感謝。

<注意>
このカードを挿入することによる放熱の影響は不明瞭なので、最悪マザーボードを破壊する可能性も否定できません。
再現の際は自己責任でお願いすると共に、くれぐれもご注意下さい。


<追記>
こちらによると、スティック型のUSB無線アダプタも、Mac OS Xで使用できるようです。
内蔵にこだわらない場合や、分解を回避したい場合は、おすすめですね。

また、そちらのサイトでMacで使用可能なUSBデバイスのリストがあることを知りました。これを眺めてみると、802.11a/gも使用できそうな感じです。


<追記2>
最近発見したのですが、こちらでだいぶ以前にやっている方がいらっしゃいました。アンテナの配線も載っていますので必見です。


<追記3>
iBook本体のアンテナに無線LANカードを接続しないで過ごしてみましたが、やはり接続が不安定でした。
接続の安定性をはかるには、上記追記2のサイトさんのように「半田付け」がBestな解決策なのですが、如何せん横着者なので半田付けはやりたくない。
そこで銅線を用意し、無理矢理差し込めるだけ差し込んで、強引に固定してみます。
20050321_1420_000.jpg(本体アンテナ側)
20050321_1417_001.jpg(カード側コネクタ)
20050321_1417_000.jpg(全体像)
効果覿面、感度倍増。
この改善策は簡単ですが、横着せずにきちんと半田付けして適切に固定することをおすすめします。
ちなみに銅線は、使わなくなったイヤホンのケーブル部分を切り取って転用しました。

2004年01月06日

動いた・・・やっと

Mac OS X 10.2.8上で,「Project Builder December 2002アップデータ」および「gcc August 2003 アップデータ(ver. 3.3)」を遅ればせながらインストールしたら,それまで動作していたプログラムが動かなくなりました。
見なかったことにして,しばらく放っておいたのですが,必要となったので自分のソースを再確認。
時間はかかったが,無事動作しました(一部怪しい挙動あり.)。
当時テンパっていたであろう状態で書いたプログラムは,「よくこんなソースで動作してたな」っていうくらい奇妙でした。(;´Д`)