2007年08月02日

iTunes < WMP

iTunes(for Windows)よりWMP(Windows Media Player)のほうが、良好な音質を楽しめるということに気づいた。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の第3楽章をクレーメル/アーノンクール盤のCDで聴いていた時だ。(http://www.amazon.co.uk/-/dp/B000088DTL)
WMPでは、終盤のソロとオケの掛け合いで、クレーメルのソロのきらびやかさが目立ち、オケのサポートも適切な音量・音質で耳に届く。
iTunesでは、すべてが団子状態というか、のっぺらとして抑揚がなく、ソロも際立って聞こえず、オケの音量がソロに比べ大きくソロを飲み込んしまっている。
iTunesで音質の改善に努めるべくイコライザを調整してみたが、ONにするとどう調整しても目も当てられない(耳も当てられない?)音になってしまうので、イコライザはOFFにすべきとの結論に達し、進展がなかった。
この両者のあまりの差異は、iTunesをヴァージョン1の初回時から使用している自分としては、非常にショックだった。
このdestructiveな状況を改善すべく、Volume Logic(www.volumelogic.com)というシェアウェアのプラグインがあり、劇的にiTunesの音質を向上させてくれるそうだが、iTunes 7 for Windows には対応していないようだ。
Volume Logicをインストールして試用をしてみたが、プレスリリースにあるとり、プラグインをenableしてもバイパスされてしまっているようで、音質の差は感じられなかった。
さて、どうしたものか。
iTunesのUIの利便性と、WMPの音質のトレードオフ。
Mac OS Xでは、Volume Logic が iTunes 7 に対応している(PowerPC / Intel Mac 双方)ので、Volume Logicを購入すればいいのだが。
Windowsではどうしたらいのだろう。
iTunesで聴いていたときはあまり好きでなかったベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲が、たまたま聴いたWMPで感動して好きになってしまったほど音質の差があるので、おそらくほかの曲でも違った印象で聞こえる曲が大量にある。
音楽はHDDに入れて管理する時代なので、CDプレイヤーにCDを物理的に抜き差しはありえないし。
WMP11にアップデートしWindowsのLosslessを利用すれば、管理・音質共に幸せになれるだろうか。
ただ、音楽プレイヤーはiTunes・iPodのファミリーが今後もメインストリームであり続ける可能性が高いことは、iTunes Store が支配的に成功している現状を見ると容易に想像でき、そうなるとApple Losslessがロスレスエンコーディングのフォーマットとして主流となりそうな気がするので、Windows Losslessに傾倒するのはリスクが大きい。
音楽環境を Mac OS X 一本に絞って、脱Windowsしろということなのか。

re-fusionさん(http://re-fusion.air-nifty.com/blog/2007/06/itunes_1d74.html) のさらに詳しい検証や、ITmedia記事(http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0707/17/news030.html)も必見。

ちなみに環境は、iTunes 7.1.1.5、WMP 9、Windows XP SP2である。