2005年08月07日

TRON設計思想から,理想の人間像への昇華

8月号のCマガジンに,「思想レベルのTRON作法」と題して,TRONのアプリケーションの思想哲学が列挙してありました.


<思想レベルのTRON作法>
思想1.出来る限りモードに入らない
思想2.コンピュータが判断できることをユーザに行わせてはならない.
思想3.初心者の時の操作法と,熟練してからの操作法を設け,スムーズに移行できるようにする.
思想4.ユーザの操作には常に即座に何らかの反応を返し,見捨ててはならない.
思想5.ユーザが指示することが可能でありながら,行ってはならない操作があってはならない.

これを,コンピュータを自分,ユーザを他人に置き換えると,人間の理想的な振る舞いが浮かび上がってくきます.

思想1.周りから見て何をしているか解らないという状況は出来る限り避ける,もしくは,他人が自分のことをどう接してよいか解らないような状況は出来る限り避ける.つまり,出来る限り情報開示をし,股報告・連絡・相談を積極的に行う.
思想2.時間的かつ労力的に,自分で完結できることに他人の手を煩わせてはならない.
思想3.他人と親睦を深めたり,子供など自分より能力の劣る人間と接したりする場合の柔和な自分のキャラクターと,仕事モードの時や真剣に物事に取り組むときや失礼があってはならない目上の人と接したりする場合の自分のキャラクターを分け,スムーズに移行できるようにする.
思想4.他人からのアプローチには常に即座に何らかの反応を返し,見捨ててはならない.
思想5.他人に指示されることの中で,自分が行ってはいけない行為があってはならない.つまり,自分が行ってはいけない,若しくは行うことが出来ない行為を安易に指示するような人間を,周囲に配置してはならない.(つきあう人間をしっかり見極めて選別しましょうということ)

「相対する人間に対してストレスを与えず,末永く使ってもらえる」という意味で似ていますね.
僕は上記のように解釈しましたが,人によって捉え方は違うと思います.
非常に興味深いです.