2004年08月06日

物のソーシャルネットワーキング、パーソナライズ

個人の趣味や趣向にあった物の情報提示を行うパーソナライズ。
個人の趣味や趣向を元に、似通った属性の登録メンバーを提示するソーシャルネットワーキング。
個人が所有する物を基準とした、個人属性としてはよりミクロな情報をソーシャルネットワークの対象とすると、本と音楽CDが大きな基準となる。

本のパーソナライズはAmazonが既に実用化しており、顧客のサイト内のリンクをたどる状況をトレース(追跡)し、顧客が欲しいと思われる情報を提示して新たな購買への提案をしている。
ただし、本を通じたソーシャルネットワーキングは存在しなかったため、増井俊之氏は「本棚.org」を構築した。
こちらは、情報開示がオープンで誰でも情報を参照できる。

音楽CDはやはりAmazonがパーソナライズを実用化しているが、近年Apple Music Storeの台頭などによりネットワークによる購入が増加傾向にあり、無視できないシェアを占めている。
しかし、Amazonはネットワーク経由での音楽購入までパーソナライズの対象には出来ていない。
そういった対象まで含むサービスが世に全く無いかといわれればそうでもなく、HotWired記事によると、「Lasf.fm」がソーシャルネットワーキングとパーソナライズを兼ね合わせたサービスを行っている。
情報開示はサービス登録者間でのみ行われる。

双方とも、特定の本・曲を選択すると、それらを保持しているユーザが一覧表示され、似通った趣味の人をピックアウトしてくれる。

人や物ではなく、個人の趣向が反映される巡回サイトを単位として考えると、はてなアンテナがそれらの役割を満たしている。
「おとなりアンテナ」は、個人のソーシャルネットワーキング。
「おすすめページ」は、個人へのパーソナライズ。
「おとなりページ」は、サイトのソーシャルネットワーキング。

このように、所有という概念から逸脱した人と物の中間のようなサイトを対象とすると、ソーシャルネットワーキングとパーソナライズは、その先に人がいるかいないか、人がいると捉えるかいないと捉えるかの差でしかない非常に似通った概念であることが顕著に把握できる。


他にも、こんなものを個人の趣向の判断基準とすると、ソーシャルなりパーソナライズなりが面白い方向に行くかもしれない。
・RDIF取得先
・参加メーリングリスト
・参加ネットニュース
・購読メールマガジン
・購読雑誌
・洋服(RFID)

書籍や音楽CDは電子化されていく一方で、その他の物にはRFIDがついていくようになるわけで、よりソーシャルネットワーキングやパーソナライズが進んだ世の中になると、盗聴器ならぬRFID盗集器が社会問題化するんだろうな。
RFIDのセキュリティ問題に関しては、日経サイエンス5月号かなんかに詳しく書いてあったな。
そういう時代になると、以下のような情報は一般に公開しづらくなるのだろうか。

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投稿者 kazumichi at 23:44: [diary]

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