「ネクスト・メディアアートの新世代」に行ってきました。
充実した展示で、3時間くらいICCに居ました。
澤井妙治さん他の作品のみ、予約制だったので、2時間くらい待ったのが長居の原因かな。
待っている間、スコット・フィッシャー(Scott Fisher)やジャロン・ラニアー(Jaron Lanier)のインタビューを「Video on Demand」で見ていたので、全然退屈はしませんでしたが。
全体的には、おもしろかったです。
ただ、インタラクションを期待していたのですが、インタラクティブ性で楽しめたのは少なかったです。
インタラクションは大畑彩さんの「internal sense」が良かったです。
この作品は、振動を発生する装置を左手にはめて、ヴァーチャルに常時空間を動いている物体に近づくと震え、遠くなるとふるえが止まります。
同様に音もインタラクティブに発生するため、視覚を用いず聴覚と触覚だけでインタラクションを楽しむことが出来ます。
個人的には、対象の物体を視覚的に3Dで投影してくれると、さらにおもしろくなるような気がします。
やはり、視覚がないと何処にヴァーチャルな物体があるのか判断できないため直感的ではないのです。
たとえば、物体に触ると逃げてしまうというような機能をつけると、より楽しい作品になると思うのです。
でも、そう具現化すると、「そんなのアートじゃない」と言われてしまいそうな気もしますが。
澤井妙治さん他の「not please / a...ha...++」も、聴覚と触覚を用いて楽しむ作品です。
僕は電子音が嫌いなので、ちょっと引いてしまうところがありましたが、電子音に抵抗のない人はすごく楽しめる作品だと思います。
仲居伊織さんの「streetscape六本木」は、以前見たことがあったりしました。
これは、実在の年の真っ白な地図の上をペンでなぞると、実在の都市で聞こえる音が、ヘッドフォンより再生されるシステムです。
パンフレットを見ると、既に20種類を制作されてるんですね。
通りと通りの境目など、違う音に移行して再生される際に、サウンドをマージして再生しているため、通りを実際に歩いているのと同じような音を再現しているのに改めて驚かされました。
他にも魅力的な作品が多く展示されています。
各作品とも、インプリメントは練り込まれてる感じで充実しています。
興味のあるかたは是非。