2004年04月02日

視点を変えてみる

ダバディ氏のblogで、テレ朝が放映したU-23五輪予選中継のナショナリズム的な番組構成の話題から発展し、文化的・国家的な軋轢にまで発展してしまった今回のディベート題材。
こういった、マクロ的な話題って個人の意見が直接結果に結びつかないから怖い反面、ディベートし始めるとニューラルに発展しておもしろい。

ナショナルチームが戦う大会より、UEFAチャンピオンズリーグの方が質の高いゲームが観戦できるのは当たり前。
資本主義社会の上ではビジネス的に優位な方に優良な人材が集まる。
また、リーグのチームは年間のほとんどの期間をともにするチームメートから構成され数多くの試合数をこなしているわけで、数日前にならないとチーム全員が集合しないナショナルチームと比較する方が間違っている。
楽しみ方や注視すべき点が著しく違う要素を同じ机の上で議論することはナンセンスである。

が、ナショナルチームはゲームの質以上にサポーターの注目を集める。
また、サッカーというスポーツに興味のない人も注目する。
ナショナル単位での大会は決して衰退することはないと僕は確信している。

その理由として以下の項目が挙げられる。
人口母数の多い方が有利であるのは明確なのにもかかわらず、人口数万人の国家と数億人の国家の選抜選手がガチンコで対決する。
選手は、国旗や国歌の元、僕らサポーターの声援を受けて、全力で戦ってくれる。
世界のほとんどの国や地域がFIFAという団体の元一堂に集まっている。
またボール一つあれば選手はスキルアップでき、先進国・発展途上国および地理的位置や歴史に関係なく、クロスゲームを演じてくれる。
このようなサッカーという世界共通のグローバルな文化・エンタテインメントは唯一無二だ。

インターネットで国外の人とチャットなどでコミュニケーションをとるとき、サッカーは格好の題材であり、よくお世話になっている。
直接海外に出向くときでも、お世話になるだろう。
たとえば、トルコの友人とメールでやりとりするときには、イルハン選手や中田選手の話題が良く出る。

とにかく僕らができることは、メディアが著しく煽る報道や実況に惑わされないということ。
メディアというのもビジネスであるから、時には事実をねつ造してまで注目を集めようとしたり、適切な調査なしに報道を行うこともある。
一昨年の7月、経済産業省が開催しようとしていた「セキュリティ甲子園」という情報セキュリティの啓蒙を目的としたイベントを、朝日新聞が「ハッカー甲子園」と事実を彎曲して報道したのを覚えていらっしゃるだろうか。
僕もまんまと騙されてしまった。
この一件があって、結局「セキュリティ甲子園」開催を回避された。
情報セキュリティに関する人材不足が叫ばれる中、この機会損失は決して許されるべきものではないと思う。
しかし、この報道に関して朝日新聞は適切な事後責任を果たしていない。
メディアの言うことを鵜呑みにせず、きちんと自分の中で有益な情報か否かを消化することのできる人間がより多く増えていってほしいと思う。
このような、ひとりひとりのミクロな進化が、マクロ的な世界文化の発展につながる。

マクロの議論は大いに結構だが、そのような議論をする前にもっと私たちに直接できることを地道にやろうではないか。

昨日放送されたW杯アジア一次予選対シンガポール戦でも、ミクロに注目するとおもしろい。
ナイジェリアから帰化したカスミル選手の動きはすばらしかった。
さらに、10番をつけたインドラ選手の動きは特に良かった。
彼が得点を決めた10分ほど前に、彼は得点シーンよりも良い動き出しをしていた。
僕らができるのは、マクロな論議ではなく、このようにミクロに優れた選手に注目し、質の高いサッカーを追い求めることではないだろうか。
注目することによって、間接的に選手を育てるということはできるのではないだろうか。
質の高い選手を集めれば、ナショナルチームでもリーグのチームでも、選手はよりイメージ通りのプレーができるだろうし観客は納得する。
監督を変えるのは簡単だ。
選手を育てるのは容易ではない。

日本サッカーの発展の最前線にいて適切な議論を投げかけてくれたりレスポンスをしてくれるダバディ氏や、目の肥えた論理的なサポーターとこのような談義をほぼリアルタイムに交わせ、意見を拝見できることは、非常に有益なことであり、非常に楽しい。
ダバディ氏や、サポーター各位に感謝したい。
またこのような状況にあるのも、インターネットというインフラを開発・整備した各位、Blogというツール発展させてくれた各位(Movable Typeを作成された夫妻、日本語化してくれた有志、Trackback機能を使ってコミュニケートしているユーザ)、またChatに参加し熱い議論をかわしあえるユーザ各位のおかげであり、感謝したい。
選手や監督、彼らを支える裏方さんにも最大限の感謝だ。

P.S.
先週末の深夜フジTVで放映されたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝「レアルvs.モナコ」戦で、ダバディさんがゲスト解説者として出演されていた。
気になったのが、「うまい!!」っていう絶叫。
うまいのは見ればわかる。
でも、気になったのはそこくらいで、全体的には解説者が3人いるみたいで、充実した放送となった。
また機会があったら出演して頂いて、サッカーオタクとして皆の知らない知識を存分に披露して頂きたいし、現場に近い環境で従事されていた経験から僕らではわからない視点から解説して頂きたい。

投稿者 kazumichi at 00:15: [soccer]

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