幼い男児が犠牲となった今回の事故。
管理側の「森ビル」と、制作側の「三和シヤッター」で、醜い責任のなすりつけあいしてましたね。
時がたてば、その責任の所在が明らかになると思うので、そのときを待ちたいと思います。
今回の事故で焦点となっているのは、ドアの隙間に挟まらないように設置されたセンサーの照準が距離的に短かったという可能性です。
ただ、僕が個人的に思うのは、こういった空間を隔てたセンサーではなく、物理的になにかが挟まって障害となった場合に、即時に停止するシステムをより強化するべきだと思います。
リスクヘッジの観点から言って、直接触れていないものを検知するというのは、フォールスネガティブ(エラーが起こっているのに検出できない現象)が多すぎる。
たとえば、コンビニやデパートなどに設置されている「自動ドア」では、ドアの前に立っても自分の体が検出されず、ドアが開かないあったということは、誰しも経験があるでしょう。
ここで、電車のドアを比較対象としてあげてみましょう。
こちらに以下のような記述がありました。
電車はドアが閉まると運転席の「パイロットランプ」が点灯する仕組みだが、傘の先や上着のすそなどが挟まることがよくあるため、ドアのすき間が1 cm以下ならランプは点灯する。
このように、1cm単位で物理的な障害を検知できる技術があるんですから、
ほんの少しでも物理的な障害が確認されたら、即時回転ドアの動作を停止するような措置をとる必要があるのではないでしょうか。
このような緻密な機能が搭載されていたら、今回のような痛ましい事故は防げたかもしれません。
今回のケースでも物理的障害を検知できる機能は搭載されていました。
ただ、毎日10万人が訪れる場所ですから、そうそう小さな障害でドアの動作を停止するわけには行かない。
従って、少々の物理的障害では反応しないように設定されていたのかもしれません。
電子的センサーにマスコミの焦点が行っているようですが、物理的センサーの不備をビル側が意図的に隠すために、ビル側は電子的センサーの情報を中心に発表したのではないでしょうか。
僕がいつも利用していた自動回転ドアは、ちょっと触れただけですぐ止まりやがるので、こんなことが頭をよぎりました。
ちなみにそこは、森ビルの管理ではありません。